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2010/10/25

can you be too perfect? 完全な完璧主義は「不完全」

直訳で「完全な完璧主義になれますか?」

ずいぶん前に Scientific American
(Nature と並んで有名な一般科学誌。日本では解説記事だけ訳された日経サイエンスとして出版)
に掲載された記事の日本語訳が、手元に眠っていたので、
暇に任せて読んでいると、とても自分に当てはまる内容だったので、
とても刺激的な内容だった。

内容は

全ての完璧主義者が、
完璧に物事を運んでいるわけではなく、

完璧に物事を運ぼうとする志向が強い人ほど、
「不健全に」なってしまい、
むしろ本来の力を出せないままになってしまう

という話だ。

完璧に物事を運ぼうとする志向が強い人
とは、

自分自身に最大限の優秀さを求める人に対して使われており、

そのような人々は、
失敗に対する恐怖と、内省的な自己批判に終始してしまう
と結ばれている。

ミスを気に病む
ことと
他人からの期待を重荷に思う
落ち込み易い
ことに対して、強い相関があると指摘されている。


2007年の研究では
米国大学生の1/4が、「不健全な」完璧主義者になっているそうだ。

一方で、
完璧主義的な側面が、
その人の向上心と結びついている側面も否定することが出来ず、

実際に、
リラックスしつつ成功を入念に追求する
自分の強みを発揮することに集中し、自分が達成した事に対して、非常に大きな満足を発揮する

といった、
前向きな完璧主義と、
テストや、スポーツの成績とに相関がある
という結果が出ているそうだ。

このような「健全」な完璧主義に
「不健全な」完璧主義者を誘導するための
カウンセリングについてもわずかに触れられており、

完璧主義を促している状況や、
歪んだ思考パターンを特定して、
治療計画を設計しているそうだ。

つまり
「行き過ぎた自己批判」を指摘し、
「不完全になる練習」を促すそうだ。

このようなカウンセリングを4~8週間行った
小規模な調査によると、
強迫性障害、うつ、過食症が緩和した
といった結果が出ているそうだ。

最後に、
自らが、「不健全な」完璧主義者に陥っていないか
についてのテストが掲載されていて、

僕は見事に、陥っていた。

完璧主義を判定する基準ポイントが、42で
(ちょうど完璧主義者かそうでないかの分水嶺)
不健全さを表す、不一致ポイントが74だった
(42ポイント以上で完璧主義がマイナスに作用しているかも)

自分を見つめ直す切っ掛けにしたい。

2009/03/25

躁と鬱

「躁」
World Baseball Classic のV2達成。

決勝は本当にいい投手戦でした。

総合力では明らかに日本が勝っていましたが、
(ヒット数と防御率ではっきりと出ている)
そうは行かないのが野球。

いくら選手層が厚くても、全員は使えませんし、
どんなに有能な選手でもスランプになるし、怪我もする。

あれだけ好調だった青木も、
最後の二試合は、やや不調気味に終わった。
(あと二試合好調を維持していたら、MVP取れたと思うが。。)

逆にそれを補うかの様なイチローのバッティング。

彼は、相手投手の得意球ばかり狙ってたので
(おかげで、たった一本のヒットでも相手投手が崩れ始める)
苦しんでいた感じはあるけど(マスコミに、調子はどうですかなんて、アホな質問されたせいもある)
なんだかんだで、最後の最後に彼らしいバッティングを出来ていた。

苦しんだのは抑えピッチャーの不在。
期待していた藤川の調子が上がらず、
急遽ダルビッシュ。

原監督のこの采配は、シーズン中に上原を抑えにまわした事と同様
納得がいかない。

ダルビッシュの立ち上がりの悪さを、もっと考慮すべきだった。

まぁしかし
勉強がひと段落着いて、燃え尽き症候群になりかけてた僕にとって
ちょうどいい気分転換になった。

「鬱」
小沢秘書の起訴と、彼の続投が決定的になった。
反発しているのは、小沢と距離を置く、前原系、岡田系の議員たち。
岡田は別として、前原が民主党にいる理由がまだ良くわからない。
自民党もそうだが、もうちょっと主義心情で政党を小分けにしないと
いくら政権を取って、内閣を組めるからといっても、見かけと中身が違うのでは、
国民もついていきにくいだろう。

ただ、小沢がいないとまとまらない民主党も問題だ。
彼がいるうちに、次のリーダーを育てなければ二大政党は無理だろう。

注目すべき記事
読売の、元東京地検特捜部と、元検事に対する取材

元東京地検 宗像紀夫・中央大法科大学院教授
「特捜部は、従来の価値基準を変えて摘発した」
「政治資金規正法上、最も悪質なのは、収支報告書に記載しないヤミ献金。今回は、献金自体は記載されており、透明化の義務はある程度果たされていた」
「政治状況が緊迫する今、いきなり野党第1党の党首の秘書を逮捕したのは、やや乱暴だったのではないか」

元検事 郷原信郎・桐蔭横浜大法科大学院教授
「西松建設の政治団体がダミーなら、例えば業界団体が設立する政治団体はどうなのか。今回の事件が違法だとしても、ヤミ献金ではないので悪質性は低く、罰金刑が妥当。検察は、なぜ今回の事件を摘発したか十分に説明する義務がある」

元最高検検事 土本武司・白鴎大法科大学院長
「規正法は、政治と企業の癒着構造をただそうと、改正を重ねてきた。企業献金にダミーの政治団体を使うような、手の込んだ犯罪を立件したことは、一罰百戒的な意義がある」
「捜査がこれだけで終わるとは考えられない」

元東京地検特捜部長 河上和雄弁護士
「見返りを期待する企業が、その姿を巧妙に隠して献金した極めて悪質な事件。政治腐敗の温床となってきた企業献金のあり方が問われている中で、特捜部の摘発は当然だ」
「資金管理団体に加え、政治家の『第2の財布』である政党支部への献金も立件され、両団体の代表者である小沢代表の責任は免れないだろう」

検察や検事の中でも意見の分かれるような逮捕劇だったことが伺える。
一方で朝刊で出揃った社説を見ると
一様に今回の続投に疑問を呈している格好だが

日経新聞
西松建設以外のゼネコンも公共事業の受注を狙った“隠れ献金”を、各地で影響力を持つ政治家相手にしていた疑いはないのか。そこまで捜査の対象を広げなければなるまい。
でなければ小沢氏側への献金が際だって悪質だったとの説明は根拠を失う。捜査の進展を注視したい。

読売新聞
国民への説明が求められるのは小沢代表だけではない。
 検察当局は事件について、「政治資金の実態を偽ることは国民の政治的判断を歪(ゆが)める。悪質な事案で看過できない」と強調する。
 ただ、総選挙が迫る中での捜査着手は政治的な影響が大きい。
 社会的な関心も高い。西松建設のダミー政治団体から献金を受けた他の与野党議員のケースと、どう違うのか。
 検察当局は、事件の徹底捜査に加え、こうした疑問にも、より丁寧に答えるべきだろう。


と、今回の逮捕劇が、政権奪取が期待されていた野党の党首だけに
一罰百戒のいきすぎでないか。
本当に他の議員は百戒だけでいいのか。
といわんばかりの問いかけである。

東京地検特捜部は、警察組織と違い、
政府や自治体と利害関係をあまり持っていないから、今回のような逮捕劇が出来た。
ただ、40人程度の小規模な団体であることを忘れてはならない。
捜査規模拡大には、警察に捜査本部を置くことが必須になる。
そこに、(政府、地方自治体含めて)与党議員たちの圧力はかからないのだろうか。
大きな疑問だ。

一罰百戒とはいっても、今回の事件は、
何年か前までやっていたことで、あくまで過去の事案についてである。
現在進行中の似た違反は本当にないのか?
あったとして(多分あるし、沖縄の開発利権関係ですでに与党有力議員が噂されている)、
それを百戒で済ませてしまうことには疑問を感じる。

以前も述べたが、
一罰百戒とするよりも
全ての違反について、明らかにし、
常態化、慢性化していた場合には、大きな政治混乱を引き起こすだけなので
「これまで」には目を瞑って、「これから」の違反に対して
厳粛に対処すべきである。

それが「初犯」という言葉の意味ではないだろうか。

今回の一罰百戒は、あまりにも政治的意味を持ちすぎたが故に、
一罰百戒の脆さも露呈した気がする。

心から、「一罰百戒」の是正を望む

2008/05/20

音響


札幌でのオーディオは、何にしようか…
家で使っていたような安いCASIOのMDラジカセみたいなのは、もうイヤだし…

かといって、家計をやりくりするんだから
あまり高いものは買えないし…


そう思っていた時、気になっていたONKYOのCDラジカセを聞いてこんなもんかな
とおもいました。

ONKYO CBX-Z20
というマシンで
AERO SOUND SYSTEM
なんていうイカニモといわんばかりに名前のついたモジュールを使っています。

実はこのONKYO、僕の出身地 大阪府寝屋川市の企業で
オーディオメーカーの中でも老舗の日本メーカーです。


日本の老舗オーディオメーカーでは
スピーカー 福音電機(パイオニア)
チューナー 春日無線(トリオ→ケンウッド・アキュフェーズ)
アンプ   山水電気
(オープンリール TEAC)
などがあるが、いずれの企業も
高級オーディオと大衆オーディオに二極化している。

他にも、
ソニー、日本ビクターなども、高級オーディオメーカーとしては老舗だが
上記の三社とは溝をあけられている気がする。(詳しくは知らないが…)

その中で、老舗のONKYOはどうだったんだろうか?


正直言ってパッとしなかったのが本音である。

今でもそうなのだが、
高級オーディオに行くわけでもなく
大衆オーディオに行くわけでもない。

実に、中途半端なメーカーで、
何がしたいか分からないといわれてきたメーカーだった。
(こんな事を言ったら、知り合いのオンキョー技術者の方に怒られるかもしれないw)


同様に、言われているのがアメリカBOSE社

今回紹介した製品は、実はこのBOSEが火種となってできた製品である。


BOSEはMIT(米国随一の大学、ノーベル賞受賞者多数あり)のBOSE博士をトップに据えた
(いまだに)有限会社で、小さいスピーカーを複数使って、
低音を再現する(普通低音は多きいスピーカーでないとうまく出ない)
というオーディオメーカーでも変わり者で、
安い割に、質の高い音を提供してきた。

一方で、BOSE特有の位相が遅れてくる低音(低い音が遅れてやってくる)ことに
難色を示す人も多く、高級オーディオにあまり入れていない気がする。

BOSEは数年前、CDコンポのみ(録音機器が内蔵されていない)タイプのプレーヤーAcoustic Waveを発売
現在One WayのタイプとTwo Wayのタイプが発売されている。
(One Twoはスピーカー・アンプ セットの数。Two Wayでは高音と低音を別々に出すため、広い音域の音をカバーしている)

この製品は大ヒットして、
プロトタイプモデル Two Wayが40万
One Wayモデルが7万
Two Wayモデルが16万

と、そのクオリティ(100万相当のオーディオにも匹敵)
に対して相当割安の値段をはじき出していることから、量産品に慣れた層を一気にひきつけた。

僕も、買うのを相当迷ったが、
やはり低音のクセが気になって買うのをあきらめた。

そこで、競走馬として名乗りを上げたのが、
知る限りでは
TIACとONKYOの2社である。

TIAC社は、日本の老舗高級オーディオメーカーで、
こちらの製品は、聞く機会に恵まれなかった。

一方、ONKYOは持前の中途半端さが光り、
なんとOne Wayだが4万円という破格の値段で売っている。

僕の感想としては、BOSEのOne Wayに匹敵(同じ場所で聴き比べていないからわからないが)
する上、変な癖もない(ボリュームが低いとうまく音が出ず、全体的にややドンシャリ気味)

ほかのコンポはもっと悪いだろうからと、
劣悪のヨドバシカメラでの視聴環境の下、購入することになった。


One Wayの割に、音域が広く(Two Wayにはかなわないが)
そこそこ耳が肥えた人が、(お金がないので)仕方なしに買うのに
手頃(というよりこの値段であの音は奇跡に近い)というメリットがあると思う。


手持ちのオーディオが買い替え時期に来ていて、
安くて(高級オーディオの意味で)そこそこの音を楽しみたいなら
是非お勧めする。

(ただし、足に滑り止めのスポンジが付いているので、はずしてから使うこと!!)


ともあれ、信じるべきは自分の耳。
一度、BOSE,TEAC,ONKYOの3社を聞き比べてみるのはどうだろうか?

2008/05/04

無事退院いたしました

原因は、肉類に含まれる細菌だそうです。

病院に行ってすぐさま入院。
メッセージを書いたのは荷物を取りに帰る時でした。

入院ご三日間は絶食。
点滴だけで過ごしました。

点滴が一日5本。
大体5,6時間かかります。

しかも、最初は一人部屋で何もすることなくひたすら点滴。

たまりかねて、二日目から向かいの面談室でおしゃべりしてましたw


お陰で、点滴針が血管から漏れて、
何度も指し直す羽目に。

看護婦さんに目をつけられてしましました。


三日目には重湯。

米が一粒も入っていない汁が、お椀の中に入ってます。

あと、ヤクルトにゼリー。
具のない味噌汁。

似たようなのがしばらく続くと、半粥に。
このころから、やっと米粒が入ってきます。

おかずが、やっと普通になって、味噌汁にも具が入ってきます。

次が粥。
これが、土曜日で、
先生が月曜日に一週間迎えるからちょうど退院かな
なんて、往診のとき言うもんだから、
楽しみにしてたら、月曜日に、
明日休みだから、水曜日退院って言われましたw

一週間と3日間の入院生活。

朝6時半起床、9時半消灯。
風呂は二日に一度。
最初はシャワーだけでした。

粥になったころから、個室を出て、
相部屋になりました。

テレビでファイターズの応援をしていたかと思うと、
以外に虎ファンが多くて、
自分がタイガースファンだったと気づかされてしまいましたw
(大阪ではもっと熱心な人がいたから、自分がファンだとは思えなかったw)

知り合いもできたし、
おいしいラーメン屋さんもできたし、
ちょっとした、合宿見たいな一週間でした。

2008/03/30

from 札幌

皆さんお久しぶりです。


色々あったので、何からお話しするべきか。。。

項目だけ並べときますので、聞きたい方は連絡ください(ぇ
・卒論終了!?
・卒業旅行で屋久島に
・西へ東へ、送別会
・札幌に移住
・家財道具の為走り回る日々
・トラブル続き

の5本立てです!
来週も、また見てくださいね!

じゃん、けん、ポン!



うふふ


買ったPCがCDをさっそく食べても読み込んでくれなくなったので、
数日中に、修理で連絡がつかなくなります。

もう笑いが止まりませんねw



ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははは



ではでは。

2008/01/31

あらたにす-朝日・読売・日経 読み比べ-

これまで、googleニュースなどで読み比べができていたが、
地方紙が検索の上位に引っかかったりして、
有力紙の動向を探る、有効な手立てがなかった。

今回、日本の有力三誌が一同に介し、ネットサイトを立ち上げた。
あらたにすの誕生である。


これまでも言われてきたことだが、

読売-政府・自民党 寄り、批判性が薄い
朝日-リベラル・反政府・ゴシップ・(最近は民主寄り)
日経-経済偏重

と揶揄されていきた。
さて、どうなっているだろうか。

早速一番差が出るであろうと思われる、
社説(各編集委員長の所見)の読み比べをしてみた。

読売-衆参議長斡旋案・社会保障国民会議
朝日-衆参議長斡旋案・あらたにす
日経-衆参議長斡旋案・サブプライムローン問題(金融不安)

朝日が社説に「あらたにす」を書くほど、熱を入れていることによって、
「あらたにす」が、朝日主導で行われたのでは、と感じられる。

社会保障国民会議は、見事といっていいほど、
昨日の朝日の社説と正反対の意見を言っている。

というよりも、それぞれが、自己主張しているという感じだ。

朝日は、民主党側
読売は、自民党側

の意見をそのまま言っているだけになっている様な感じを受ける。

さて、問題は、今日の衆参議長斡旋案についての見解だ。

端的に言うと、

朝日・日経 民主側
読売    自民側

の意見を主張している。

読売は、
「日本経済の先行き不安などに直面し、政治の停滞が許されない」として
「国民生活や経済の混乱回避を目的」を目的にした、つなぎ法案の採決に反対した
民主党の批判に終始しており、そこまで民主党の主張は間違っているのか、
疑いたくなるようなほどの傾倒ぶりだ。

朝日は、
自民に対して「悪しき前例」「数の横暴」
民主に対して「思惑ばかりが先行」と批判し、
両院議長の理性的な働きによって、事が好転したという見方だ。

日経は、
「国会の空転」を与野党が自制することによって乗り切れた事に対して、
一定の評価を与えている。
自民の暫定税維持を、国・地方の負債を考えると、維持すべきだとしつつも、
自民の道路整備計画を、小泉時代に見直した点を元に戻した事について、
民主の「一般財源化には利がある」「既得権益の保護と言われても仕方がない」
と主張しつつ、
民主の「再び審議引き延ばし」することについては、邪道であると一蹴している。

今回、非常に面白いと思ったのは日経の社説である。
日経は、経済偏重と呼ばれるだけあって、今回の国会騒動に関しては、
立場として中立をとれる。

その上での主張と、朝日の主張が、一定重なったことは、
朝日を評価すべきであろう。

同時に「経済不安」を主張しながら、
日経の主張と隔たりがある読売の主張には、
今回に限定すれば、問題があると思われる。

いずれにしても、「新s あらたにす」は、
興味深い舌戦で幕を開けた。

2008/01/19

下宿情報

・賃貸住宅 (大手)
アパマンショップ
CHINTAI(エイブルが参加している)
フォレント
HOME'S
その他多数

大学生協の物件資料を、大手の会社に持ち込むぐらいがいいと思う。
大手は、独自物件をいくつか持っているので注意(多分自社で、集客用の改装をした物件)


・ホームセンター

全国のホームセンターを掲載したサイト


全国銭湯組合

2007/12/09

ネットでOffice、ネットでPowerPoint



今日の朝日新聞 s(土日に別組みでついてくるもののひとつ)に、

インターネット上でソフトウエアを直接ダウンロードすることなく無料で使える、

つまり、無償のOfficeソフトが広がりつつある という記事がありました。

以前からGoogleドキュメントで、パワーポイント、表計算、文書作成はできるとは知っていたのですが、
フォントが充実していなかったり、使いづらい面があったりして、

卒研のプログラムソースを文書作成で貼り付けて、ネット上にコピペ(容量がそれなりにもらえる)
研究室でネットにつないでソースファイルをエディターに移すなどしていたのですが、

あまり、実際的な利用は
Microsft Officeや
OpenOfficeの製品版
(GooglePackから入手したStarSuite [Sun Micro Systems])
を利用していましたが(Google Packについてはそのうち記事を書くつもりです)

今回はそれ以上の収穫です。


記事によりますと、このようなソフトウェア群は

SaaS - Software as a Sarvice
ウェブアプリ - Web Application

と呼ばれているそうです。

SaaSとはIT用語辞典バイナリによりますと

顧客のハードウェアにアプリケーションソフトがインストールされていなくても、ネットワークを通じて随時ソフトウェアを利用することができる。パッケージ化されていない状態で、機能単位で提供されるため、用途ごとに必要最小限のサービスを利用することができる。

だそうで、様はネット上で使うことができるソフトのことで、
僕が使っているBlogを作るときも、Bloggerないの編集ソフトを、ウェブ上から使っていることになります。


さて、前座はこのぐらいにして、本題ですが、
実際に使ってみるとどうなのかということです。
Googleドキュメントは前述しました。

さて、一つ目。ZOHO Business Betaです。

アカウント登録画面に進みますと、英語です。
ここで参ってしまう方がいるかもしれません。。。

ZOHO Business Betaは、もちろんOfficeの三機能に加えて、
チャット機能や、フリーハンドチャットのできるブックなど、
盛りだくさんのないようです。

フリーハンドチャットは、音声チャットと合わせて、
ネット上で自主ゼミ(勉強会)をするときに使えないかと模索している
機能の一つなので、これだけ盛りだくさんの能力がある
アカウントなら、勧めやすいです。

フリーハンドでチャットすることを、
日本では お絵かきチャット Pic Chat - タカミンお絵描きチャット 等
英語圏では Drow Chat といって、
アニメファンを中心として、普及しているようです。
もっとも、これらは基本的にアカウントなしでフリーハンドチャットはできるんですが。。

ちなみに、このフリーハンドチャットができるBookは、ほかに
動画、写真、音声なども使えるそうです。

しかし、もしかしたらフリーハンドで描けるだけで、チャットとしては使えない可能性もあります。
実際にする相手がいないので、まだ確かめれていないのが実情です。

ほかの機能を見てみましょう。

比較して注目すべきはパワーポイント系アプリケーションだと思います。
MS OfficeではProfessional版にしか付いていないので、
頭を抱えていらっしゃる方も多いかと思われます。

さて、zohoのプレゼンツールですが、

残念ながら、Googleドキュメントと同程度。
アニメーションは使えないですし、フォントも限定されています。

まったく使えないわけではないので、
シンプルなものを作るなら十分だと思われます。


さて、もうひとつ紹介されているSaaS

Think Free てがるオフィス betaは
なんとなんと、Micro Soft Officeに瓜二つ。

右端にGoogleの記事が出ますが、

何と、ファイル形式まで同じで、ネット上だけでなく、
ファイルをPCに直接保存することも可能です。

もちろんMicro Soft Office Power Pointファイルも開けます。

ただ、僕の持っているファイルを開いたところ、

一部のフォントが変わっていて、変になっていたり、
アニメーションがうまく動かなかったりと、

複雑なものには対応してない様子。

しかし、これは大収穫ですね。

ある程度のことはネット上でできる!
Power Pointは学校にあるものを、少し使うぐらいで十分!
と太鼓判を頂いたようです。

皆さんも、選択肢の一つに考えてみてはいかがでしょうか?

2007/11/14

Web of the Year 2007!!

Mixiに載っていたWeb of the Year 2007を見に行ってみました。


意外と知らなかったウェブサイトがあって、ついついと見て回ってしまいました。

特筆すべきものを挙げておくと

●Yahoo!みんなの政治
政治に関するポータルサイトといったところでしょうか。
よく作りこまれていて、気になった出来事や政治家を調べやすくできています。

Rimo
Wynny同様、違法すれすれのような気がしますが、YouTubeなどの動画のうち、
分割されたものを、連続再生できるサイトです。テレビ風になっています。

All About
専門家による、豆知識記事が豊富に連載されているポータルサイトというべきでしょうか。
ウェブマガジンが充実していて、面白いです。

Weblio
ネット上に存在する辞書345種類を、一括検索できるサイトです。
専門的なものから、業界用語、趣味の領域にいたるまで、幅広い領域の辞書が検索できます。


これ以外に、僕がすでに知っていた優良サイトとして
Wiki Pedia
Mixi,GREE
You Tube, ニコニコ動画
Blogger
Google Earth
Google Map
GyaO

がノミネートされていました。

ウェブの世界はまだまだ成熟しきっていなくて、面白いですね。
何が次に出てくるかわからない感じがします。

ウェブが浸透している(使いこなしている)のは、10代後半から30代後半ぐらいまでのような感じがありますし(SNSユーザーの年齢層から)、世代が広がってゆくと、さらに変化を遂げるだろうという感じがします。

ウェブはこれから日常に大きく関与してくるでしょうね。

以前、小沢さんの退任、復帰記者会見をブログで掲載しましたが、
これまで、テレビだと時間枠のためにカットされていた部分が、
好きな時間に有権者が(多少長くても)見ることができるという意味から、
これは長所だと思います。

民主党のサイトに行くと、上記の記者会見のうち、
復帰会見の前に行われた両院議員懇談会は、ウェブ上で公開されています。

僕が、ブログにすべてを貼り付けたのは、
有権者すべてが見るべきだとの立場からで、
民主党支持者だからなどという意味合いでのものではありません。

おもに、自民、民主で重大な事件が起きたとき、
その記者会見などは、国民の国益に関することですし、
著作権がどうのなどと情報を統制する行為自体が、
よろしくないと感じるからです。


これから政治も、もっと見通しがよくなるでしょうね。
同時に、メディアが分散して、倫理観が薄らぐことも警戒しなければなりません。

いずれにせよ、
意識的に、あるいは無意識的に取る、われわれの行動によって、
ウェブの世界は変わってしまうことは気に留めておくべきでしょう。

2007/03/18

東京に行ってきた

大学院選びの一環として、
東京大学の総合文化学部(元教養学部)広域科学専攻の熱統計理論の福島先生と、
筑波大学の第一類、物理の有光先生にお話を聞いてきました。

福島先生とは、午前10:30に待ち合わせをしていて、
家から、東大の駒場まで、軽く4時間はかかるので、
朝5時起き、6時の電車に乗りました。

京阪から、京都駅に行くルートは、二つで、
一つは近鉄を使った乗り換え。
もう一つは、東福寺でのJR奈良線への乗り換え。

新幹線に乗る場合、JR線は、タダになるので、
当然、東福寺経由で乗り換え。

そうすると、見事に伏見稲荷で乗り換えずに下車。
あの時は、駅の地図に、JR稲荷があったから、完全に勘違いしていた。

無事 京都駅到着。
少し時間があったので、一本早い(といっても十数分しか違わない)新幹線に乗りました。

睡眠

品川駅到着。
環状線、京王線で東大駒場着。

ざっとみて1時間ほど早い。

散策

売店はいたって普通。本屋は11時に開くからお預け。
建物は、とてもきれいなものと、古くレトロなものが入り混じった感じ。

少し、自分を落ち着かせるため、勉強。

時間になったので、訪問。

先生の研究から始まり、質問をしていくと、
どうしても僕の興味がある、非線形、カオス系の話になってしまう。
最終的には、これからどういう風に、研究室訪問をしていったらいいかという、
非常に失礼な話をしていた。

様は、興味が合わないなという話。

しかし、気は非常にあったので(と僕は思っている。。。)
気さくに、色々と話すことができたし、僕が考えていることに、
色々と意見も頂いた。

とっても為になった感じ。

終えて、食堂で昼食。

食べたけど、これまた普通。
まぁ、同じ生協だから変わることは無いんだけど。

同じ建物の、パスタの店、行っとけばよかったかな。。。

移動。

京王→環状線→地下鉄(東京メトロ)→つくばエクスプレス

東京メトロを、地下鉄の一つの線だと勘違いし、多少戸惑う。

どうせなら、新しい、大江戸線に乗りたかった。

つくばエクスプレスは、駅に着いた感想が、大阪で言うモノレール。

建物はきれいだけど、人は少ない。運賃が高い。
実は、この道筋の時間。1時間半ほどかかっている。

理由は筑波大が、茨城にあることに尽きる。
全然知らなかった。。。(恥)

つくばエクスプレス、片道運賃1000円なり。
びっくりするほど、田んぼが広がっていた。

つくば駅から、周回バス乗り場に迷う。
右回りと左回りを、逆に乗り、大学で迷う。

広くて複雑。

建物と建物の間隔が狭くて、大きな道もあまり無いから、
とっても迷う。

散々迷って、目標の第一類B棟に到着。
とおもったら、先生の部屋が無い。物理系の研究室はあるのに。。。
おかしいと思って、その建物を少し探索。

良くわからないから、外に出てみる。

もう一度地図を見て、たどり着いたのは、もう少し古い建物。
良くみたらここも第一類B棟がある。
ここはB~Eまでが、くっついていて、良くわからない構造。
研究のしがいのある建物で、先生の部屋を発見。
まだ2時間ほど早いので、戻って、どっかで待つことに。

外に出る前に、地図を見て頭を整理していると、
おばさんが、「大丈夫?迷ってない?」
と、声を掛けてくれた。僕は、
「もう大丈夫です、だいぶ迷いましたけど。。。」と返答。

先ほどの建物に行くと、総合・・・B棟 と書かれている。
う~ん。

食堂のほうに行って、ジュースでも飲もうかと行くと、全部閉まってた。
おまけに、今日は入試らしく、食堂にすら入れない始末。

疲れが出ていて、頭が少し痛いのに。。。

仕方ないから、外のベンチでごろ寝。

当然、安眠などとはほど遠い。

図書館も、カードがなくて入れないので、入り口近くで読める新聞を読んでいた。

約束は確か5:30分から

5時になって、少し早いが、先生の部屋へ。

先生が、入ってすぐ「迷った?」と聞いてきた。
僕は「はい、だいぶ」と答えたが、後でこの真意がわかることに。

先生の研究をお聞きしたいんですがというと、
ウンといった後、目をきらきらさせて、微妙な間。。。。

しばらくして、機関銃の様な先生のトークが始まった。
こちら側の疑問を聞くタイミングを殆どくれない。

一生懸命についてゆき、疑問に感じた所を何とか覚えておいて、聞くのがやっとだった。
十分消化して、質問したとはとてもいえない。

先生の研究は、僕の関心にとても近かった。

内容は、散逸系の量子力学、量子コンピュータ、乱流である。

すべてカオスが関わっていて、マルチフラクタル理論といった独自の理論系を用いて、
場の量子論の空間の相転移(これがあまり良くわからない)をうまく表現。

常電導が超伝導に変わるとき、ゲージを変えて、今の量子力学では扱っているのだそうだが、
このゲージ変換をしなくて良いというのが、先生の理論。

理論体系には、幾何をふんだんに盛り込み、分類にもまた数学を導入して、
かなり新しい物理という雰囲気は感じられた。

だが、ここでも非線形を使って、粒子の時間変遷を追いたいという僕の、興味とは、
ほんの少しだが様相が違う。

少し落ち着いてから、先生に
量子論は場の理論として考えると、実際には粒子自体を扱っていなくて、
場のみを扱っている。だから、実際に、粒子がどう振舞ったかではなくて、
どんな風に振舞いうるのかという確率でしか、その演算が現れないのではないか
という疑問をぶつけてみたが、返答は無い。(嫌われてしまったらしい)

先生は、自分の理論を用いて、新しいことを発見することに今は夢中なようで、
それもいいが、何か、100%先生を受け入れられないものを感じた。

帰りはつくばエクスプレス→秋葉原→環状線→新幹線→JR奈良線→京阪→自宅。

到着は12時。

長旅だった。

2007/02/17

行く先に待つものは…

先日、車で来年から指導教官になっていただく先生の所に行ってきました。
目的は大学院選びの相談です。

既に、再三に亘って先生の所に、この件で相談に行っていますが、
今回は、大学院選びについては最後の相談として行ってまいりました。

ブログなどに載せている様に、現在の第一志望の研究室は、
東京大学、総合文化研究科、広域科学専攻の佐々真一研究室を志望しています。
理由は、僕自身が、非線形物理学とくにカオス論的な解釈から、
熱統計力学や量子力学における、確率的振る舞いを説明できるのではないか
という、解釈をしていることによっています。
佐々研究室は、統計力学を用いた、新しい物理学の発見を目標としており、
まさに、合致したものとなっているのです。

と、殆ど自分の中で答えを出しながら、先生に相談に行ったのは、
自分に無い視点を、加えるためでした。
つまり、今の考え方、今の進み方を評価したかったです。

大学に着いて、しばらく勉強した後、6時から先生がいつも来るそうなので、
教授室を覗くと、いらっしゃりました。

僕「現在、佐々研究室を志望先として考えているのですが…」
先生「佐々君ね、知ってますよ。だいぶ変わった人だね、悪い意味でというわけじゃなけど」
僕「はい。(どう思われますかというのは、おかしな感じがしたので、言葉に詰まる)」
僕「佐々先生の様な研究をされている方は、どなたかいらっしゃいませんか?」
先生「佐々君のようなというのは、人柄を言っているのか、研究内容言っているのか…」
僕「研究方法です。僕は、統計力学の確率の正体を研究したいと思っているのですが」
先生「なるほどね。いることはいますよ。例えば生体内での分子の振る舞いを研究とか生体内は、統計力学のように大きな系でもなくて、力学で扱えるほど小さな系でもない。 そこから、何か方法論を立ててという人はいるね」
僕「カオスとかフラクタルを使った方というのはどうですか?」
先生「う~ん。いるよ。もちろんいる。例えば立命の工学部とか」
僕「工学部の研究室というのは、応用の研究ばかりしてそうで、基礎の研究をしてそうにないと感じて、テが出しにくいのですが」
先生「そんなことはないよ。工学部でも教養としての物理であるとか、数学であるとかが必要だから、
そういう所に、結構そういう先生はいってるね。まぁけど、関学みたいに、小さいながらも理学部で物理をやるのと、教養として物理を教えて、研究をするのとではやっぱりだいぶ違うね」
僕「そうですね。院生が物理の学生ではないですから、よってこないでしょうし」
先生「そういうところは、工学部用になにか研究を設けたりしている所もあるね」
僕「数学系に行った物理の方はどなんですか?」
先生「う~ん、例えばあるハミルトニアンの元で、相転移現象が本当に起きるのかなんて、証明しようとしてるね。そういうのは、物理の側からすれば、先に実際に起きてるんだから、証明しようなんておもわないよね」
僕「数学系にいった物理の方でも、そうなってるんですか?」
先生「そうやね。あっちじゃあそうじゃないと、やっていけないから」
僕「なるほど。数学系や工学系研究室はやめておいたほうがよさそうですね」
先生「僕らからすれば、あんまり変わらないんだけどね。工学系だろうが理学部だろうが」
僕「そうですね。とりあえず佐々先生に会ってきます」
先生「そうやね。けど、けっこう大変じゃない」
僕「そうですね。内部からは半分ぐらいが受かるんですが、外部からは大体3.5倍ぐらいです」
先生「そうだろうね。東大の大学院はどうなってるかというと、周りの大学から学生を吸収して行ってるんよね。たとえば、東工大なんてのも警戒してるんよね。何をしているのかというと、推薦なんかで囲い込もうとしているわけ。」
僕「なるほど」
先生「だから君自身もこないだ、試験の成績は気にしていないなんて言ってたけど、君はどっちかというとああいう…」
僕「そうですね。たしかに僕は入試とか試験とか言うのは苦手だと思います。」
先生「別にそれが悪いというわけじゃないんだけどね」
僕「そうですね。たしかに僕は、自分なりの解釈ができるまでジーっとやってしまいますから」
先生「うん」
僕「けどね、考えようによってはチャンスだとも思うんです。これまで、嫌がってやってこなかった、基礎を固める様な単純な問題を沢山解くというのは」
先生「そうやね。そうもいえるね。まぁけど、佐々君の様な研究は、伝統的にされてるような正攻法ではなくて、どっか当りはずれみたいなものがあるわけね。たとえば、物理の人が生命やった所で、生命の人からすると、どっかこうね」
僕「そうですね」
先生「だから、こう、どうせ、佐々君の様に、正攻法じゃないような事を将来やろうと思うなら、どうせ、どこかにいいお手本があるわけじゃあないんだから、ちゃんとした伝統的な研究をしている所にいって、そこからドクターぐらいからこう離陸するというのも考え方だと思うね」
僕「確かに、伝統的なところのほうが研究生がたくさんいますし、自分と合う人も見つけやすいでしょうしね。」
先生「そうやね。それに、こう伝統的であれ、その中で少しずつ物理が発展してゆくわけね。また、そういうところには、最前線にいるわけだからいろんな情報が入ってくるわけね」
僕「なるほど、そうですね。けど、佐々先生の所に行くというのは、その、新しい形で切り込んでゆくというその方法論みたいなものを盗みに行きたいとは思うんですが」
先生「なるほどね。まぁけど、いってみて話を色々と聞いて、それからやね」
僕「そうですね。とりあえずは行って話して来ます」
先生「あぁ、あんまりこう、真剣に こー ならないことやね」
僕「はい。ありがとうございました。 失礼します。」

以上が、話した大まかな内容です。こうやって親身になって色々とお話くださる方がいて本当に幸せだと思いました。

今回の話で、感じたのは、大きな研究室に行くのも、一つの考え方だということ。
また、掲載しなかったが、たとえそこで、今僕がやりたいことがなかったとしても、
その研究室のテーマの中から、そんなものはやってるうちに自ずと見つかるということ。
をかんじました。

後者を取るならば、いまやっているような基礎固めの勉強を捨てて、今まで僕がやってきた
興味が赴く所を徹底的にするという事は、むしろ僕の個性を引き出す上で、意味のあることだと
捕らえることができる。


もう一度、自分を振り返ると気が来た気がする。
もしかしたら、興味の向くようにするのが一番かもしれない。

2007/01/14

学級新聞特別号「一番楽な勉強の仕方」

大学の数学家教育法で学級新聞を作る課題があり、
このようなものをたらたらと作りました。
時間が余っている方はどうぞ。
余っていない方もどうぞ。

勉強を学ぶ

 僕が高校時代に一番苦労したのは勉強の仕方がわからないことでした。

 やってゆくうちに、授業を真面目に受けることが一番効率がいいことだけはわかりましたが、それでも未だ不十分で、自然と勉強をする方法について、情報を集めていたような気がします。

 今日は、だから、勉強の仕方がテーマです。

 後半は具体的な勉強の仕方として、一番色々な勉強に通じると見られる、数学の勉強法をお話します。

 勉強は、学校でする以外にも、社会に出てからや趣味をする上で、使うもの。勉強法を知ることが、色々な能力を身につける第一ステップだと思います。

記憶とその種類

記憶は大まかに2種類に分かれます。

 一つは短期記憶です。例えばこれは、電話を掛ける時や文字を写し取る時、頼まれたことを覚えておく時などに使ってます。この記憶は個人差がありますが大体、7つ程度までしか覚えられないといわれています。電話番号などは、この7つの壁を乗り越えるために、7つのまとまり(チャンク化)にして覚えやすくしているのです。

 二つ目は長期記憶です。じつはこの長期記憶が曲者で、さらに4種類に分けられるのです。

 長期記憶1つ目は、エピソード記憶です。映画を見て感動したとか、ふとした瞬間に好きなこのことを思い出す等、皆さんがイメージしている記憶とほぼ一緒です。ということは、他に3種類も記憶があるということなんですね。

 長期記憶二つ目は、意味記憶と言います。書いて字の如し、言葉と言葉、言葉と意味を繋いでいる記憶ですね。例えば木村拓也とSMAPとか数学と計算、社会と歴史、校長先生とハゲ(多いということです) など、なんでもありです。ただ、エピソード記憶とは決定的に違産文があることを知っておかなければなりません。それは、公園を歩いていて、急に校長先生とハゲを思い出すということはありません。あくまで、「小学校」の校長先生ははげていた「なぁ」など、エピソード記憶として思い出されるだけなのです。つまり、意識しないと思い出せない記憶なんですね。皆さんもテスト中に意味記憶を思い出すつもりがエピソード記憶になってしまった経験はあると思います。意味記憶は、エピソード記憶を簡略化していった結果といえます。これはコンピューターにはない「忘れる」という人間の特技の一つですね。

 二つ目の長期記憶は手続き記憶と言います。字を書く、階段を上る、二本足で歩く、ゲームの操作をする。計算をするなどです。これら全ての記憶は生まれつき持ったものではありません。つまり訓練の末に身についた知識なんですね。ですからこれが勉強の本質といえるかもしれません。この記憶は意識しても思い出せないことも気をつけなければなりません。

 三つ目の長期記憶はプライミング記憶と言います。この記憶は次の文章を使って説明します。

 きょうぼくは自転車をこいで学校に来ました。ぼくの自転車はずいぶんの長く乗っているので金属部分がさび付いてキイキイといっています。けど、長く乗っている分、愛着があって、なかなか買いかえれ。ほくがこの自転車を買い換えるのはいつになるんでしょうね

間のいい人はきっと気づいてくれましたね。三度出てきたぼくという言葉に着目してください。三度目のぼくがほくになっています。これがプライミング記憶です。勘違いの元でもあるんです。

さてさて記憶の種類の次は記憶している細胞のお話になります。この二つの準備をして初めて勉強の話が出来るんですね。ですから、もう少しがんばってみてください。

記憶する細胞たち

 皆さんは、脳の細胞がどういう種類の細胞で出来ているかご存知ですか?筋組織とは明らかに違いますね。あとは皮膚や髪の毛のような細胞とも。じつは、脳というのは、神経細胞の集まりなんです。ですから、記憶の仕組みを知るということは、神経細胞の仕組みを知ることに繋がります。

 神経細胞というぐらいですから、一つ一つは別れた形で細胞が連なっています。神経細胞の伝わり方は一方通行で、神経と神経とを繋いでいる部分をシナプスと呼びます。じつは、シナプスに伝わる前とシナプス、そしてその後の受容体で、神経の伝達はまったく異なった方法をとっています。では順を追って説明してゆきましょう。

 神経をまさしく電流が流れるという現象が神経の中でも起きています。ただ、少し変わった流れ方をしているんですね。シナプスの前つまり、伝達されてくる細長い繊維の事を軸策と言います。どのくらい長いかというと、長いもので1m程度といわれています。軸策では、伝達は、ナトリウムイオン(Na)が軸策に並んでいる穴を通り抜けることで伝達が行われているのです。このタンパク質でできた穴(ナトリウムチャンネル)は、実に巧妙に出来ていて、イオンが通るときは穴の内壁がマイナスに、イオンが通れない時は内壁がプラスになっているのです。このように体の様々な部分ではタンパク質がまるで機械のように文字通り働いています。このようなタンパク質のことを分子機械といって、その仕組みはまだまだ研究中でよくわかっていません。

 さて話を元に戻して、シナプスではどうなっているんでしょうか。シナプスにはシナプス間隙という電気的に絶縁された領域があります。つまり神経細胞と神経細胞のつなぎ目ですね。そこではどうやって情報を伝えているのでしょうか?シナプス間隙では、じつは、化学物質によって伝達されています。シナプスにはシナプス小胞という、伝達物質をためておく袋が合って、情報が伝わってくると、この袋をぱっと広げるわけです。そうして、隣の細胞に情報を伝えているんですね。

 じつはこの化学物質の量と記憶とが大きく関係しています。シナプスの後の樹状突起と呼ばれる部分では、化学物質が電位に変換されてしまいます。この電位が高いと、うまく他の細胞に伝搬されるのですが、低いとされません。つまり刺激の強いものは伝わりやすいという性質があるのです。

 さて、物語もクライマックスです。この神経細胞を使って、脳の中で記憶が作られてゆく仕組みをお話しましょう。

賢い脳

 脳の中で、私達が経験した記憶が、一番最初にたどり着くところがあります。それは、海馬と呼ばれる、部分で、脳の一番中心近くにあります。海馬と呼ばれるととおり、タツノオトシゴに似た形をしています。実は、経験した記憶たちは、この海馬から約一ヶ月の間、脳に行かないということがわかっているそうです。つまり、一月の間、その記憶が大事な記憶かどうか、私達の脳は判断しているのです。神経の所で述べたとおり、この「判断」は、シナプスの後つまり、樹状突起と呼ばれる部分での電位で判断されているのです。つまり、一月の間の刺激が何回繰り返されたかや、どのぐらい強い刺激だったかで、記憶されるかされないかが決まってしまうのです。一度記憶されると、ほぼ一生忘れません。忘れたと思うのは、実は神経の繋がりが途切れて、思い出せないだけだということもわかっています。しかも、脳の記憶は、寝ている間に形成されているという説があります。つまり、良く寝てよく学んだ人が良くできる人になるのです。楽して覚えた知識は、使わないと消え去ってゆくだけだということを意識しておいてください。

 海馬は所で、脳の中で唯一増加する細胞だといわれています。もちろん使えば使うほど増えます。ちなみに小さい頃はこの海馬は殆どありません。幼児期健忘といわれる、子どものころの記憶がない原因は、このことに起因しています。海馬の細胞の増加は、一度に学習できる量が増加できることを意味します。頭は、使えば使うほどよくなってゆくのです。

長い文章を読んでくれてありがとうございました。最後に、みんなが勉強な苦手な数学を例にとって勉強のやり方をお話します。

 数学を勉強する時にどんなことを意識していますか?

数学を勉強する上で一番大切にしなければならないのは、どんな風に考えたのか、つまり思考過程です。三角関数と呼ばれるsinやcosは長さが1の円を通る点を考えて、その点の高さがsin横がcosだというイメージは、勉強した人には出来ると思います。こうしたイメージは非常に大切でsin30°が1/2だという事よりも、とっても大切です。ですから、最初のうちはsin30°が1/2だと考えるほうが簡単かもしれませんが、何度も何度も、長さが1の円を通る点を考えて、その点の高さがsin横がcosだと考えることで、いろいろなことに使えるsinやcosのイメージを捉えることが出来るんですね。今は便利な時代ですから、値はコンピューターが出してくれます。しかし、問題にどんなイメージを持つべきかということに関して、コンピューターは無力です。ですから、考え方を学ぶ。しかも繰り返し繰り返し、同じ考え方を用いることで、記憶してゆくのです。非常に当たり前かもしれませんが、これがベストだと、科学の目線から言うことが出来ます。

 これはまた、他のことにも言うことが出来ます。例えば楽器を練習する時、ドレミファソラシドを口に出しながら、練習していると、いつかその記憶は作業記憶に変わってゆきます。つまり、ドとドの音の出し方が、あなたの中で等しくなってゆくのです。楽譜もそうですね。

 また、スポーツでもそうです。最初はうまくけることが出来なかったのに、繰り返すうちに成功した記憶を繰り返しえることで、うまくけることができるようになります。

 頭の仕組みを知れば知るほど、天才と呼ばれた人たちが、実はぼくらと、さほど変わらないのではないかと思ってしまいます。ただ、彼らは非常にいい勉強のコツを身につけていたんでしょうね。大切なのはコツです。皆さんくじけずに勉強してください。