2006/09/04

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今日はメガスターを見に行ってまいりました。
メガスターとはご存知の方もいると思いますが、Nessreがやってるコマーシャルで唐沢敏明と誰かさん(大平さん)が出ているCMをご存知と思います。
実は、あのコマーシャルのプラネタリウム、ギネスを取っているんですね。どんなギネスかと言いますと、なんとその星の数。
作られた太平山は、小学校のころからプラネタリウム製作をし始めて、大学時代には自作のプラネタリウムを学園祭で披露。卒業後どうも、就労しながらメガスター1を作っていたようです。
転機は、国際天文学会に友人の紹介で出席した時。論文の発表等を済ませた後、実演をして魅せるのですが、両手で持てる大きさのプラネタリウムを使って、なんと140万個もの星を、エアドームに投影させたのです。会場からは拍手喝采。なんせ、当時(現在でも)、販売されていた大手メーカー製のものであっても、その星の数は3,000~30,000それを一気に1,400,000まで増やしたのですから、びっくりするのも当然です。

現在、このメガスターは改良を重ねられて、メガスター2として4,100,000個の星を天球に投影しています。このメガスター2は1と同様、持ち運びできる大きさのもの。僕も実物を見た時は、え?これでと思ってしまいました。メガスター2は3台現在のところあり、東京の日本科学未来館(毛利衛 館長)と川崎少年科学館、あと巡回ようのものです。ギネスはちなみに科学未来館。館と共同開発で5,000,000個の星星が輝いています。

こんなものを個人で作ってしまうんですから、感服する以外にいいようがありません。

僕が行った時、ヒルトンプラザ イーストの一回には、大きな白いエアドームと整理券受け渡し窓口がありました。エアドームの大きさは、大体高さ2,3mほど。幅はその二倍ですから5,6メートルといった具合です。一回の定員が30人。少ないですが、巡回できるのだから仕方ありません。

待ち合わせる人と連絡を取ると、外にいるとのこと。先に着いたのに何で並んでないのと思っていると、なんと外には凄い列。まえの組が終わったのにもかかわらず、そこにはすでに30人以上の人が並んでいました。初日で、宣伝をあまりしていない(僕は朝日新聞の小さな広告で見つけた)のにもかかわらずなんというという感じだったのです。

中で映し出されたのは満天の星空。そう思い込んで、見ていたのですが、大阪から南国の島、北国へと移り変わるにつれて目が闇になじんできて、天の川の星が輝き出しました。


まさに天に抱かれる心地とはこのことでしょう。
天の川の表情と、巡ってゆく星々の姿に、ただただ感激するばかりでした。

昔は、どんな所でもこんなものが見えていたんですね。
そう考えると、人は、ものすごく大切なものを(精神的に)失っている気がします。

は~良かった~


もっかいいこっと!